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幼年期の終わり アーサー・C・クラーク

 もう57年前の本なのか・・・。
 1953年。
 人類はもはや孤独ではない、ファーストコンタクトもの。
 まさに「あそびにいくヨ!」の話であるが・・・ww
 アーサー・チャールズ・クラークっていうのか。
 しかし解説読むとクラークの予見っぷりがハンパないな。
『1945年に発表した「地球外中継」は3個の静止衛星を大気圏外の軌道に
打ち上げてテレビ中継を行わせる話はほぼ、20年後アメリカの中継衛星テルスター
によって実現』
 へぇ~。
 でも「2001年宇宙の旅」はさすがに先を行き過ぎた話だったような。
 
『(略)つまり、その記憶とは、未来の記憶! 過去の記憶ではなく未来の記憶ーー
地球人類ががすべての終焉を知らされる、その最後の年月のそれだったのだ。(略)
時という閉ざされた輪の内側を、未来から過去へと反響するひずんだ木霊のようなもの
だったのだ。これは記憶と呼ぶべきものではない、予兆と呼ぶべきものだ」
 これはすぐには把握しにくい観念だった。』
 
 
読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2010/07/31 10:42
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