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『世界のSF(短篇集)現代篇』(世界SF全集32) 福島正実・伊藤典夫 編、早川書房、1969年

『世界のSF(短篇集)現代篇』(世界SF全集32) 福島正実・伊藤典夫 編、早川書房、1969年

第一部 黄金の時代
「愛しのヘレン」レスター・デル・レイ……ロボットものの古典。
「歪んだ家」ロバート・A・ハインライン 
「夜来たる」アイザック・アシモフ 
「トオンキイ」ヘンリイ・カットナー 
「存在の環」P・スカイラー・ミラー……1960年代に書かれたこの小説のパラドックス。
「最初の接触」マレイ・ラインスター……1945年の中編「最初の接触」("First Contact")は、
SFにおいて万能翻訳機が登場する最初の例の一つ

第二部 拡大の時代
「クリスマス・プレゼント」ウィリアム・テン 
「ベティアンよ帰れ」クリス・ネヴィル 
「こわい」ジャック・フィニイ 
「野生の児」ポール・アンダースン 
「表面張力」ジェイムズ・ブリッシュ 
「悪夢の兄弟」アラン・E・ナース 
「母」フィリップ・ホセ・ファーマー 
「にせ者」フィリップ・K・ディック 
「壁の中」シオドア・R・コグスウェル 
「種の起源」キャサリン・マクリーン 
「冷たい方程式」トム・ゴドウィン 
「星」アーサー・C・クラーク 
「吹きわたる風」チャド・オリヴァー

第三部 新しい波
「危険の報酬」ロバート・シェクリイ 
「誰が人間にとってかわられる?」ブライアン・W・オールディス 
「次元断層」リチャード・マティスン 
「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス 
「交通戦争」フリッツ・ライバー 
「終着の浜辺」J・G・バラード

約40年前の本だけどバラードの「終着の浜辺」が入ってたり
「アルジャーノンに花束を」、アシモフの「夜来たる」、「冷たい方程式」
やクラーク、ハインライン、ディックと有名どころも押さえつつ
リチャード・マティスン(マチスンじゃないのね)
ポール・アンダースン、ジャック・フィニイの短編が入ってたりするので驚いた。今読んでも
豪華な短編集。これこのまま文庫化したら十分に売れそうな気がしますな。

 あとでもうちょい書き足していこうかと。
読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/04/25 10:00
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