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『クォンタム・ファミリーズ』 東浩紀 読書中。

クォンタム・ファミリーズクォンタム・ファミリーズ
(2009/12/18)
東 浩紀

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『量子力学においては、波動関数の収縮と呼ばれる過程がある。このプロセスをどのようにとらえるかという点について、複数の考え方がある。
 標準的な「コペンハーゲン解釈」では、波動関数は確率を計算する方法だという実際的な立場をとる。波動関数の収縮が提示するさまざまな哲学的な課題は、物理学の問題ではないと考えるのである。
 それに対して、アルベルト・アインシュタインや、ロジャー・ペンローズなど、偉大な知性たちが反対を唱えてきた。波動関数の収縮のプロセスについて明確な概念的枠組みを提示できない現在の量子力学の枠組みを、不完全なものと考える論者も多い。
 量子力学に当てはめられる一つの世界観が、「多世界解釈」である。波動関数が収縮する時、世界は複数に分裂する。分裂したそれぞれの世界は、配列的に存在する。エヴァレットIII世によって唱えられたこの解釈は、その提示する世界観が常識外れなものであるにもかかわらず、論理的整合性においてはすぐれている。現在でも、量子計算の研究をしているデイヴィッド・ドイッチュなど、多世界解釈を指示する論者が存在する。』

 上記の文は茂木健一郎氏の文章からコピペ。
 上の文を読むとマジで「多世界解釈」ってのがありそうだから面白い。
 ちゅーこって「クォンタム・ファミリーズ」をがんばって読もうかと。
 
 ・・・「グリザイアの果実」もやらんとなあ(ぉ
 なんかグリザイア、最初の方だれるんでちょい放置ね。

 

   

読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/03/02 16:29
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