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バレエ・メカニック あらすじ&感想

バレエ・メカニック (想像力の文学)バレエ・メカニック (想像力の文学)
(2009/09)
津原 泰水

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『内容(「BOOK」データベースより)造形家である木根原の娘・理沙は、9年前に海辺で溺れて以来、昏睡状態にあった。「五番めは?」―都心での商談後、幻聴らしき言葉を耳にした木根原は、奥多摩の自宅へと帰る途中、渋滞の高速道路で津波に襲われる。担当医師の龍神によれば、昏睡中の理沙の夢想が東京に異常事態を引き起こしているというのだが…稀代の幻視者があまりにも精緻に構築した機械じかけの幻想、全3章。』
 
 以前から読みたかった本をやってゲットできて嬉しいw 
 これから読むとこ~。

 んで、読み終わったけど良かった!
 7歳の美しい少女の夢の中を彷徨うような幻想的な話。
 『「理沙は基本的に7歳の少女だ。遊び相手や未熟な恋の相手を求めては、じきに飽きる。必ずしも理知的ではなく倫理観も欠くその世界は、しかし原始の論理によって整合している。我々はみな理沙に恋をする。なぜなら
理沙は、どうしようもなく正しいし美しいからだ。君らの云う〈現実〉を構築してきた原動力は、理沙への慕情、そしてそれは同時に野蛮な衝動とも云える」』
 すごい世界観だw
 夢の中で夢をみるような幻想的でなんだかすごい!
 活字の世界はすげえわ。

 
 


 
読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/01/22 16:43
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