ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち 三上 延・著 感想
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫) (2011/03/25) 三上 延 商品詳細を見る |
『内容(「BOOK」データベースより)
鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。』
3月の震災直後に発売された本をようやく読んだ。
けっこう、あちこちで話題になったり(例えば朝日新聞)とかじわじわ売り上げを伸ばしてもう累計12万部ですってよ、奥さん。
そんなに売れてるのか。
小説で12万部ってなかなかないっすよなあ。
以前福井晴敏の本が10万部で手書きのポップで「10万部突破!」って書いてあったのを思い出す。
つか10万部くらいでベストセラーっていうのが文庫本の売り上げはしょっぱいというか。
R.O.Dの読子さんばりのビブリオマニア。
そんな店長読子さんの話(違
表紙だけみると文学少女巨乳というか。
こんなむっちりした文学少女店員がいたらお店は大繁盛だろうよ。
普段の栞子さんはだめだめでまともに話をすることもままならないんだけど本の関してだと豹変するこのギャップ萌えが面白い。
まあ最後はその頭の切れ味がかえって自分を追い込めてしまうというか。
本を読むのが苦手なマッチョ主人公と栞子さんとのラブコメも楽しめた。
まだ読んでない人はぜひって感じ。
このままさらに売り上げを伸ばしたらそれはそれで面白いっすよなあ。