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SF小説は時代遅れなのか?

http://www.tbsradio.jp/dig/sample.html

■スタジオに、書評家の大森望さん、SF評論家の藤田直哉さん、そして同じくSF評論家の海老原豊さんをお迎えし、まずはSFの定義をお聴きした上で、SF小説の最新事情についてお話をうかがいました。

SF小説は時代遅れなのか?

メモ
 時代劇の「JIN」はSF。
 60~70年代はSFが天下。
 飛浩隆、小川一水、宮部みゆき、恩田陸、村上春樹らはSFを書いてるんだけど読者はそれを意識しない。
 宮部さんが書くと宮部さんの作品でSFじゃない。 
 アニメ、漫画、ゲーム。
「魔法少女まどか」をSFだと思う人はあまりいない。
「恋空(映画)」はメールを使ってる作品なのでSFみたいな話っていったら叩かれた(笑)
 SFはおたくみたいなコミュニティ。
 アマゾンがSF。
 本をどんどん買ってったらいろんなオススメが出るんでそれがSF。
 伊藤計劃。
 90年代はSFはぱっとしなかった。
 ゼロ年代は情報化社会、神林長平の「言壺」。昔は何が書かれてるか意味がわからないから叩かれた(笑)
 ツイッターでは人格を演じることができる。

 SFは日本には昔は無かったんで。
 SFは戦後アメリカから入ってきた1950年代に。
 ドラエもんは子供でもわかりやすいSFなのでSFの力は衰えていないな、と。
 科学啓蒙書みたいな所がある。
 公害が問題になった1970年代、小松左京さんが書いた「日本沈没」

 昔は科学がかっこ良かった。
 アポロや万博があって科学がすべてを解決するだろうって思える時代があった。
 でも最近は信頼してた科学が今は叩かれてる。
 星新一、筒井康隆、小松左京。
 日本ではクラークやアシモフみたいな宇宙SFが書かれない。
 人類の進化や未来を考えるのはつらい1970年代。
 
 スターウォーズがSFの代表みたいにみえる。
 2001年宇宙の旅、火星年代記、幼年期の終わり。
 光瀬龍。 
「桃太郎」、「かぐや姫」あたりはSFじゃないんですか?
 SFが怖いんじゃない、SFおたくが怖いんだ(笑)
 海老原さんオススメ、伊藤計劃の「ハーモニー」、アメリカの読者にも響いた。
などなど。


 
読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/08/05 16:42
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