SFについて僕が語ること6 ーーー大森望推薦作100本をみながら。(作成中)
明けましておめでとうございます、現在1月2日(月曜日)。
去年のうちに書きたかった「SFについて僕が語ること」がもう2012年になってしまった、思えば遠くへきたもんだ・・・…。
先行放送の「輪廻のラグランジュ」は得意のロボット戦だったけど面白かったな、今後に期待。
「探偵オペラ・ミルキィホームズ」第2幕をみてなんで主人公たちがあんなに貧乏になったのかよくわからんけどw
まあ笑かしてもらった初笑いになったw
もしかしてずっと探偵になれないで1クール走りきる気じゃないだろーな?w
だとしたらある意味「探偵オペラ・ミルキィホームズ第2幕」は神認定作品になるだろうな。
探偵をやってない作品として(笑)
ということで「SFについて僕が語ること」を始めていこうかと思います。
ちなみに「SFについて僕が語ること」は
走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫) (2010/06/10) 村上 春樹 商品詳細を見る |
村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」のもじりです。
(;゚Д゚) (゚Д゚;) (;つД⊂)ゴシゴシ (゚Д゚)え?
「走ることについて語るときに僕の語ること」
(;゚Д゚) (゚Д゚;) (;つД⊂)ゴシゴシ (゚Д゚)え?
「走ることについて語るときに僕の語ること」
「SFについて語るときに僕の語ること」って書けばよかったんだね( ´Д`)y━・~~
語るときに僕の語ることかー。
よつばちょっと間違った!(えー
ひとりっ子 (ハヤカワ文庫SF) (2006/12) グレッグ イーガン 商品詳細を見る |
『ひとりっ子』グレッグ・イーガン
この人が70億人の人類で一番SFのことを考えているのか、いやアイデンティティー、「自分とはなにか?」を徹底と執拗に偏執的に考えないとこういう作品郡は生まれないんだろうな。2000~2010の翻訳SFをひとりでけん引しているグレッグ・イーガン。2011年の「プランク・ダイヴ」はさすがに難解だったけど数年後に読み直したら理解できそう。とにかくイーガンは先を行き過ぎて常人が追いつけるレベルではない。でもやっぱりイーガンは面白い、知的な快感を刺激してくれる。最高だ。
赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫) (2010/09/18) 桜庭 一樹 商品詳細を見る |
『赤朽葉家の伝説』桜庭一樹
桜庭一樹流年代記。3代に渡って呪わしき赤朽葉家の人々を描く。エキセントリックの作家人生を見せられるだけどそんなに面白いかな・・・…という印象。ちょっと冗長かな。
沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA) (2007/02) 野尻 抱介 商品詳細を見る |
『沈黙のフライバイ』野尻抱介
短編集。
うん、まったく覚えてないw
やはり野尻抱介といえば「ロケット・ガール」や「太陽の簒奪者」の印象が強い。
来月、2月には短編集が発売されるそうで楽しみ~w
オリュンポス 3 (ハヤカワ文庫 SF シ) (2010/11/10) ダン・シモンズ 商品詳細を見る |
『オリュンポス』ダン・シモンズ
大作「イリアム」の続編。
これを書き終えたダン・シモンズのどや顔が目に浮かぶようだ(何
双生児 (プラチナ・ファンタジイ) (2007/04) クリストファー プリースト 商品詳細を見る |
『双生児』クリストファー・プリースト
「奇術師」の作者の短編集。
いうほどそんなに自分には面白くなかったよーな。
印象薄し。
Self-Reference ENGINE (ハヤカワ文庫JA) (2010/02/10) 円城 塔 商品詳細を見る |
『Self-Reference ENGINE』円城塔
戯言遣いならぬ円城塔節とでもいうべき独特の文章が炸裂する。
でも自分は伊藤計劃の方が好きだなあ。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) (2010/02/10) 伊藤 計劃 商品詳細を見る |
『虐殺器官』伊藤計劃
人間のなかには「虐殺器官」というものが存在するのか否か探っていく哲学的SF。
伊藤計劃以前、以後と語られるくらいSF業界のなかでは大きな存在になった。
彼は自分の命が長くないということがわかっていたから小説を書いたのかな。
あとがきの大好きなカレーを食べて旅立っていったという話に涙が止まらなかった。
輝くもの天より墜ち (ハヤカワ文庫SF) (2007/07) ジュニア,ジェイムズ ティプトリー 商品詳細を見る |
『輝くもの天より墜ち』ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアといえば「たったひとつの冴えたやり方」があまりにも有名。
そんなものだから「輝くもの天より墜ち」は印象薄いなあ。
なけなしの金はたいて買ったのに全然覚えてない・・・・・・。
最近でたなって思ったらもう4年も経ってたか。
やはりここ最近はイーガンの方が強烈だ。
キルン・ピープル 上 (ハヤカワ文庫 SF フ 4-19) (2007/08/25) デイヴィッド・ブリン 商品詳細を見る |
『キルン・ピープル』デイヴィッド・ブリン
最近の自分のマイブームかもしれんデイヴィッド・ブリン。「スティーブ・フィーバー」の短編も良かったけど『キルン・ピープル』も良かった。「知性化戦争」も面白いしデイヴィッド・ブリンにはずれなし。ロバートJソウヤーも読みやすいけどデイヴィッド・ブリンも読みやすくていいなあ。知的な快感を刺激してくれる。まだ「スタータイドライジング」読んでないのでそろそろ読もうかな。
新世界より(上) (講談社文庫) (2011/01/14) 貴志 祐介 商品詳細を見る |
『新世界より』貴志祐介
新世界はー新世界はーティッシュのように~♪の境界線上のホライゾンのOPが真っ先に思い浮かぶわけだが(えー
あーちゃんと下巻読まなきゃなーってオモタ。
「新世界より」について語るときに語ることなし。
まああとでちゃんと読もうかな。
Boy’s Surface (ハヤカワ文庫JA) (2011/01) 円城 塔 商品詳細を見る |
『Boy’s Surface』円城塔
どうも円城塔SFは変化球がすぎるなあ。
面白いといえば面白いけどものすごく面白いかというとそんなこともないという(爆)
積極的に人にすすめるわけではないけど普通の小説に飽きた人向け。
新しい刺激がここにはあります。
深海のYrr 〈下〉 (ハヤカワ文庫 NV シ 25-3) (2008/04/23) フランク・シェッツィング 商品詳細を見る |
『深海のYrr』フランク・シェッツィング
石油に代わる代替エネルギーは深海にあるそんな話。「ねじまき少女」の世界だと遺伝子組み換え動物からエネルギーを取り出してたけどどっちの方がリアルなんだろう?こういう考えさせられる小説は好きだな。「LIMIT」も面白かったしフランク・シェッツィングは第二のマイクル・クライトンというイメージです。
ザ・ロード (ハヤカワepi文庫) (2010/05/30) コーマック・マッカーシー 商品詳細を見る |
『ザ・ロード』コーマック・マッカーシー
3・11のあとに読むと親近感がはんぱない終末世界もの。
親父と子どもが一緒にひたすら歩いていくというただそれだけの物語なんだけどもう読んでて悲しくて仕方ない。子どもが缶詰をみて「これ食べていいの?」と聞きながら歩いていく。子どもは世界が終わったあとに生まれてこの世界以外知らないという特異の設定。この砂漠の荒涼のような世界しか知らないなんて不憫な・・・・・・って大人は思うけど子どもはそれしか知らないもんなあ。可愛そうもなにもないか・・・・・・とはいえこの親子の歩く旅は救いがないしやり切れないけど世界とはなにか深く考えさせる良著。ホントこういうのは学校の教材でもいいんじゃないか、読書感想文にもおすすめ。
1『遠すぎた星 老人と宇宙2』ジョン・スコルジー
2『ライト』M・ジョン・ハリスン
3『神獣聖戦 Perfect Edition』山田正紀
4『ハーモニー』伊藤計劃
5『1Q84 1・2』村上春樹
6『ペルディード・ストリート・ステーション』チャイナ・ミエヴィル
7『アンブロークン アロー 戦闘妖精・雪風』神林長平
8『あなたのための物語』長谷敏司
9『クォンタム・ファミリーズ』東浩紀
10『跳躍者の時空』フリッツ・ライバー
11『天冥の標Ⅱ 救世群』小川一水
12『天冥の標Ⅲ アウレーリア一統』小川一水
13『アンランダン』チャイナ・ミエヴィル
14『宇宙開発SF傑作選 ワイオミング生まれの宇宙飛行士』中村融編
15『逆光』トマス・ピンチョン
16《ファージング》ジョー・ウォルトン
あと16本もあるので続きはまた明日~。
いやなかなか終わらないなこれw
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