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第146回芥川賞:直木賞候補作 芥川賞はほんとわからん・・・・・・。

■芥川賞候補作



きなりの雲きなりの雲
(2012/01/27)
石田 千

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石田千「きなりの雲」

『内容説明
古びたアパートの住人達。編み物でつながった仲間達……。失恋に傷ついたさみこの新たな日々の物語。芥川賞候補作家初の長編小説!』
 すごいな、まだ発売してないのに芥川賞候補ってw

田中慎弥「共喰い」広小路尚祈(ひろこうじ なおき)「まちなか」吉井磨弥「七月のばか」円城塔「道化師の蝶」
 あと他の作品は検索してもあらすじがわからない…。
 まあなんかしらの雑誌に掲載されたんだろーけど。
 とにかく円城塔「道化師の蝶」に期待。


■直木賞候補作


城を噛ませた男城を噛ませた男
(2011/10/18)
伊東潤

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 伊東潤「城を噛ませた男」

『出版社/著者からの内容紹介
われらの流儀で戦わせていただく戦国時代。賭けるのは、命。信じるのは、己の腕。「全方向土下座外交」で生き延びた弱小勢力もついに運の尽きが。起死回生はあるのか?(見えすぎた物見)落城必至。強大な水軍に狙われた城に籠もる鯨取りの親方が仕掛けた血煙巻き上がる大反撃とは?(鯨のくる城)まずは奴に城を取らせる。そして俺は国を取る。奇謀の士が仕組んだ驚愕の策とは?(城を噛ませた男)のるか、そるか。極限状態で「それぞれの戦い」に挑む人間を熱く描いた渾身作全五編を収録!

 劇的かつ多彩。「豪腕」伊東潤の描く壮烈な物語に、痺れろ。』
 
 なんか暑苦しい内容だなあ・・・(;´Д`
「壮烈な物語に、痺れろ。」って・・・・・・。内容紹介でなんか萎えた・・・・・・。


春から夏、やがて冬春から夏、やがて冬
(2011/10)
歌野 晶午

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 歌野晶午「春から夏、やがて冬」

『内容(「BOOK」データベースより)
スーパーの保安責任者の男と、万引き犯の女。偶然の出会いは神の思い召しか、悪魔の罠か?これは“絶望”と“救済”のミステリーだ。』
 
 原作未読。
 歌野晶午って聞くといつも変化球なミステリというかひねくれたミステリーを書くっていう印象もってるけど。
 直木賞候補止まりか?


夢違夢違
(2011/11/11)
恩田 陸

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恩田陸「夢違」

『内容紹介
「何かが教室に侵入してきた」。学校で頻発する、集団白昼夢。夢が記録されデータ化される時代、「夢判断」を手がける浩章のもとに、夢の解析依頼が入る。悪夢は現実化するのか? 戦慄と驚愕の幻視サスペンス。』

 原作未読。
 あらすじだけみるとなんとなく面白そう。
 でもインパクトがないような気がする。
 恩田陸は「上と外」で直木賞とって欲しかったなあ。


ラブレスラブレス
(2011/08)
桜木 紫乃

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 桜木紫乃「ラブレス」

『内容(「BOOK」データベースより)
馬鹿にしたければ笑えばいい。あたしは、とっても「しあわせ」だった。風呂は週に一度だけ。電気も、ない。酒に溺れる父の暴力による支配。北海道、極貧の、愛のない家。昭和26年。百合江は、奉公先から逃げ出して旅の一座に飛び込む。「歌」が自分の人生を変えてくれると信じて。それが儚い夢であることを知りながら―。他人の価値観では決して計れない、ひとりの女の「幸福な生」。「愛」に裏切られ続けた百合江を支えたものは、何だったのか?今年の小説界、最高の収穫。書き下ろし長編。』

 原作未読。
 未読ばっかだな・・・俺(´Д` )
 あらすじだけ読むと桐野夏生、新堂冬樹、桜庭一樹っぽくて面白そう。
 ちょっと読んでみたい。


蜩ノ記蜩ノ記
(2011/10/26)
葉室麟

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『内容紹介
鳴く声は、命の燃える音に似て―― 命を区切られたとき、人は何を思い、いかに生きるのか? 豊後・羽根藩の奥祐筆・檀野庄三郎は、城内で刃傷沙汰に及んだ末、からくも切腹を免れ、家老により向山村に幽閉中の元郡奉行・戸田秋谷の元へ遣わされる。秋谷は七年前、前藩主の側室と不義密通を犯した廉で、家譜編纂と十年後の切腹を命じられていた。庄三郎には編纂補助と監視、七年前の事件の真相探求の命が課される。だが、向山村に入った庄三郎は秋谷の清廉さに触れ、その無実を信じるようになり……。命を区切られた男の気高く凄絶な覚悟を穏やかな山間の風景の中に謳い上げる、感涙の時代小説!』

 伊東潤の「城を噛ませた男」に続いて葉室麟「蜩ノ記」も時代物なのね。
「感涙の時代小説!」
 ・・・・・・なんだろう時代小説のキャッチコピーってもしかしてセンスないのか?(失礼)
 いちいち「感涙の時代小説!」って書くあたりがなんていうか邪魔くさいというか、
うざったいというか・・・(;´・`)


コラプティオコラプティオ
(2011/07)
真山 仁

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『内容(「BOOK」データベースより)
「私には希望がある」―国民の圧倒的支持を受ける総理・宮藤隼人。「政治とは、約束」―宮藤を支える若き内閣調査官・白石望。「言葉とは、力」―巨大権力に食らいつく新聞記者・神林裕太。震災後の原子力政策をめぐって火花を散らす男たちが辿り着いた選択とは?『マグマ』で地熱発電に、『ベイジン』で原発メルトダウンに迫った真山仁が、この国の政治を問い直す。』
 
「ハゲタカ」の作者でもある真山仁の「コラプティオ」。
 書いてるテーマも震災後の原子力をテーマにしてるしタイムリーでいい。
 真山仁の「コラプティオ」が賞を取ると思うけどなあ。
 つか直木賞候補これしか読んでない(爆)

 
 芥川賞は円城塔(・・・無理か?)、直木賞は真山仁(ホントにとりそう)だったらいいな。
 もしくは恩田陸が直木賞とったらいいなって思うけど作品が弱そう。
 まあとにかく楽しみです。
読書 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2012/01/06 16:35
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